2018年　卒業飯後の茶事

去る２月１９日に、大覚寺　茶室　望雲亭にて裏千家茶道を選択している学生さん方々と先生による卒業記念の「飯後の茶事」という、茶道のフルコースのようなお茶会を開催いたしました。

入学以来　授業をほぼ皆勤された４回生のYさんが亭主（お客様をおもてなしする主人）となって他の卒業生と在校生さんをお迎えしました。

お茶を作るために湯を沸かす『炉』と呼ばれる場所で、O先生による炭手前を初めて見て頂きました。

そして軽い懐石を召し上がって頂き、春の訪れを感じる『下萌え』という名前のついた和菓子が出されました。

休憩をはさみ、Yさんが心から濃茶や薄茶をお入れしました。

厳粛に、また笑いある楽しく清々しい時間でした。きっと皆様の心に深く浸み込んだのではないでしょうか。

在校生のお手伝い下さった方々、ありがとうございました。

そして熱心に根気よく茶道に取り組んで下さった卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます！！

池垣智子（本学裏千家茶道教師、1991年専攻科修了）