- 展覧会情報
嵯峨美術大学と西陣織工業組合が連携した授業科目「京都プロジェクトA」の成果を展示する「西陣金襴展 ニシジン ゴゴゴッ」を堀川新文化ビルヂングで開催します。(11/3~11/13)
嵯峨美術大学と西陣織工業組合が連携した授業科目「京都プロジェクトA」の成果を展示する「西陣金襴展 ニシジン ゴゴゴッ」を堀川新文化ビルヂングで開催します。
「西陣金襴展 ニシジン ゴゴゴッ」
会期:2022年11月3日(木)~11月13日(日)
※開催時間は施設の営業時間に準じます
会場:堀川新文化ビルヂング 館内各所
https://horikawa-shinbunkabldg.jp/
「2022年が「西陣」という名称の起源とされる応仁の乱(1467年)から555年目に当たることを記念して、西陣織工業組合は「西陣呼称555年記念事業」を実施しています。多くの方に日本を代表する京都の伝統産業の一つである西陣織の技と美を知っていただくとともに、持続可能な産地づくりや地域連携などさまざまな取組を展開します。
嵯峨美術大学は西陣織工業組合(金襴事業委員会)とのペアでこれまでにいくつかの取り組みをおこなってきました。その関係性を基に、昨年度からは「京都プロジェクトA」という科目で「西陣・金襴」を取り上げ、京都文化の真髄である織り技法「金襴」を、「西陣」の歴史と共に学び、京都と伝統工芸の未来を考えていくことを目標としたプロジェクトをおこなっています。昨年度は3月の「2022西陣織大会(みやこめっせ)」にて「金襴キューブ」を発表しました。今年度は西陣織工業組合(金襴事業委員会)によって、嵯峨美術大学の学生がデザインした生地を新しく織り、堀川新文化ビルヂングの店舗内にディスプレイします。素晴らしい「金襴」の技術と嵯峨美生のセンスとアイディアによる爽やかな風を感じてください。
京都プロジェクトA 2022年度担当教員 上田香、江村耕市、小畑博正」